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モデルハウス@町田市本町田 進捗状況【その6】
2021.12.6(Mon)スタッフ日記
防蟻処理のつづきです。
今回のホウ酸水溶液を家の全てに散布するボロンdeガード工法が
いよいよ施工されます。
このボロンdeガード工法も2018年に安全性と長期にわたる持続効果
が評価されてグッドデザイン賞を受賞しています。
さて施工はまずは屋外から。
ホウ酸を水溶液にするのですが冬の施工時には寒いとホウ酸が
解け切らないため温水を使用してしっかりと水溶させます。
壁面や破風板や軒裏となる下地部分にもひたすらかけまくります。
写真のように水溶液が滴るように散布していました。
屋内にはアメリカカンザイシロアリに対応するようしっかりと
木部に浸透させながら、屋根裏にもしっかりと散布していきます。
ホウ酸巣溶液の最大の敵は雨です。
散布している最中や翌日に雨が降ると流れ落ちてしまうため、
もう一度施工しなければなりません。
ですので天気予報を確認し降水確率0%が数日続く日を選び
施工を行い、念のため施工後は屋外部はすべてブルーシートで
覆い水対策をしました。
幸いにも施工後もしばらく雨は降ること無く、ホウ酸水溶液は
しっかり浸透し専用のチェック用の液剤をかけるとオレンジ色に
なりましたので施工済みの証明書をいただくことができました。
滴り落ちた水溶液が蒸発するとホウ酸の結晶が床中に出てきました。
次回は内装も出来上がりいよいよ完成間近という2月頃に天井裏
から屋内全体にこのホウ酸の結晶を利用したダスティング処理を
行います。
翌日にはJIO(日本住宅保証検査機構)による中間検査が行われ、
何事もなく無事OKでました。
検査中、笑顔で雑談をしていました建築士の和田先生ですが、
何度も検査を受けていますがこの時は大変緊張するそうです。
ホウ酸処理も終わり次回は上棟式です!