CASE04
リビングと玄関廊下をつなぐ
「猫ちゃん専用トンネル」
T様邸|東京都町田市
自由奔放な猫ちゃん。こっちにいたと思ったら、あっちにいたり。そんなところが可愛いので自由に動き回ることができるようにしてあげたいですよね。ペットドアはドアの開閉をすることなく猫ちゃんが部屋の間を行き来することができます。時にはドアにカギをかけて安全な室内へとかくまうこともできます。また、ドアの開閉機会が少なくなることで冷暖房の効率が上り、家計にも優しいという利点があります。
施工前
今回ペットドアを設けるのはリビングと廊下を挟んだ袖壁です。リビングから廊下、階段を渡ってお気に入りのお昼寝スポットへと猫ちゃんにとっての移動経路となっていたドアのすぐ横に設置します。工事は壁の穴あけに始まり、本体の設置へと進みます。
施工後
壁面には猫ちゃんがするりと通り抜けることができるペットドアができました。施主様のお悩み事であった半開きのリビングドアも今は締まり、暑い夏でもエアコンの効くお部屋に。猫ちゃんが通ってくれるかは気分次第ですが、ナチュラルな仕上がりでお家の雰囲気にとてもなじんだ工事となりました。
工事詳細
①養生
まずは養生を行います。工事による傷付きや汚れの飛散を防ぐため養生材を必要な箇所に設置していきます。今回用いるのは「エコフルガード」というものです。丈夫な素材で工事による破損が起きにくく、現場転用の効く環境にも優しい養生材です。
②ペットドア本体
壁内に組み込まれる前の最後の姿がこちらの写真。壁に穿った開口にはめ込み見切り材で縁取りをしていきます。ドアは取り外し可能なので、猫ちゃんがペットドアになれないうちはドアのない状態で慣れてもらうことをおススメします。
③開通作業
開口部の墨出しを行うと、いよいよ開通のために電動のこぎりを入れていきます。削る音がとても大きく、猫ちゃんはびっくりして隠れちゃいました。リビング側と廊下側からのこぎりを入れて、壁面に穴を穿ちます。
④開通後
両側から開けた穴が綺麗につながり、壁面を抜けた先の空間を見渡すことができるようになりました。ここから内側に下地を作り、ペットドアを固定する準備をはじめます。
⑤本体設置
いよいよ本体を設置していきます。ゆっくりとペットドアを差し込むとすっぽりと納まりました。少し力を加えてもずれないことを確認すると、縁を取り付けて固定をします。本体をぐるりと囲む外縁がスッキリとした印象を生み出します。
⑥床面の造作
本体が設置すると床面の造作工事を行います。ペットドアの床に当たる部分はもともと壁内なので、床材が設置されていません。色の近い床材を選ぶと、いよいよ完成に向けて最後の仕上げが始まりました。
愛⽝家住宅コーディネーターについて
当店には愛⽝家住宅コーディネーターという有資格者が2名在籍しております。
愛⽝家住宅コーディネーターは愛⽝の「成⻑」と「暮らし」を建築の視点から考える専⾨家です。
様々な品種の⽣活スタイルや特徴とともに建築知識を学び、検定試験に合格することで認定を受けることができます。
そのため、愛⽝家住宅コーディネーターが在籍するイーグル建創では、より具体的かつ適切なペットリフォームの提案が可能です。
about of reform
安心してお願いすることができました。
はじめてのリフォーム工事でしたが、担当者が親身に考えて下さり、良い提案をして頂いたので安心してお願いすることができました。とても丁寧なお仕事でペットドアは以前からあったように自然で部屋になじんでいると思います。きっと猫も気に入ってくれていると思います。
あめちゃん1歳(おだやかで人懐っこい男の子)